自分で作ったアプリから収益を得る方法はいくつかある。
苦労して開発したアプリから収益を得られるなんて、こんなに有意義なことはないだろう。
アプリをマネタイズする主なものは、ふたつある。
ひとつは有料アプリとして販売する方法。もうひとつは無料にして広告を表示させ、広告費を稼ぐ方法。
アプリ内課金という方法もあるが、筆者は、実際にやったことがなく、よくわからないので、ここでは割愛。
筆者はあくまでも素人である。
広告はAdMobを指す。単価が高くシステムがちゃんとしている。他にも試した広告があるが、AdMob以外は稼げる可能性がないので、設定するだけ時間の無駄。
Monacaには、プラグインという便利なものが用意されている。そのプラグインの中にAdMobを表示させるものがある。これを使えば、素人でも簡単にAdMobを設置できるのだ。
とはいえ、そのプラグインは有料プランでしか利用できない。そのため、無料プランから、有料プランに変更する必要がある。
プラン変更は、一ヶ月単位で設定できるため、一ヶ月間だけ一時的に有料プランに変更すればよいのだ。
AdMobプラグインをアプリに組み込んで、公開までの設定が終わったら、翌月からまた無料プランに戻せばよいのだ。
さて、結局「無料アプリ」と「有料アプリ」のどちらが儲かるのか？
筆者は、実際に無料アプリと有料アプリの両方を試してみた。その結果、現在は有料アプリのみを販売している。
その理由は、有料アプリのほうが無料アプリよりも、圧倒的に稼げるからだ。
AdMobでコンスタントに稼ぐには、インタースティシャル広告が必須となる。
しかし、Monacaプラグインでは、インタースティシャル広告を素人がコントロールすることは難しい。
どのような状態になるかというと、予期せぬ時に、突然インタースティシャル広告が表示されてしまうのだ。その結果、誤タップが多く発生することになる。
とりあえずこの状態で、アプリを公開したところ、AdMobから広告規約違反と指摘され、広告を停止されてしまったのだ。
広告の表示をコントロールするために、試行錯誤をしてみたのだが、結局できなかった。
仕方なく、バナー広告が常時表示されるよう設定したが、稼げる見込みがないと判断し、断念したのだ。
儲からないと思ったのは、バナー広告のタップ単価がとても安いからだ。
無料アプリが、稼げないとわかったので、有料アプリとして販売することにした。
有料アプリの場合は、値段を設定して売るだけなので、プラグインは必要ない。
無料アプリで使っていた、AdMobプラグインを削除し、適当な値段をつけて売ってみたところ、以外にも売れることがわかったのだ。
売れるといっても、大金持ちになるほどは、売れない。一番売れた時で月額6万円ぐらいだ。
有料で売れるかどうかは、アプリの内容によるところだろう。どんなアプリなのか？で売上が左右される傾向にある。
世の中に溢れている、ありふれたアプリだとすれば、インストールされる可能性は低く、珍しいアプリの場合は、買ってでも利用してみたいという人がいるということだ。
あなたのアプリはどちらに当てはまるか？
